2003年12月8日から12月15日にかけて、撮影隊は南半球ニュージーランドを訪問しました。日本とは季節が正反対のニュージーランドは夏真っ盛りです。
訪問したのは、ニュージーランド南島・クライストチャーチ、レイク・テカポ、レイク・プカキ、クイーンズ・タウン、北島・オークランド、ロトルアです。
美しい水の原風景…。雄大な自然…。
水の惑星=地球の様々な表情を求めての撮影敢行です。

レイク・テカポ

ミルキーブルー


時間を追って様々に美しい表情を
見せるレイク・テカポ

ニュージーランド南島のゲートタウン=クライストチャーチに到着した撮影隊は、空から雄大な自然を撮影すべくヘリコプターをチャーターしました。
ヘリコプターのパイロットは日本人の松下アキラ君…。
松下君はクライストチャーチ在住20年になるベテランパイロットで、パイロット養成のための教官もつとめています。
レイク・テカポ
クライストチャーチからレイク・テカポまでは陸路ならおよそ4時間、ヘリコプターなら約1時間のフライトです。
ミルキーブルーと呼ばれる神秘的な色をたたえる湖水は、氷河が谷を下るとき周りの岩を削り、細かくなった岩粉が雪解け水と混じり川となって湖に注いだものです。
極小の岩粉は水中に浮遊したまま沈まず、これに太陽の光が反射して不思議なブルーを見せるそうです。
湖畔には、ルピナスの花が咲き乱れています。
イギリスから園芸用として持ち込まれたルピナスは、その旺盛な繁殖力で、そこかしこに美しい色合いの花を咲かせています。


国道8号線、クライストチャーチからクイーンズ・タウンに向かうほぼ中ほどに位置するレイク・テカポは、多くの観光客に人気の高いリゾートです。
宿泊などの設備も充実しています。
湖畔にある、その名もずばり『KOHAN』という日本食レストラン…。
もちろんオーナーは日本人で、新鮮なサーモンを使ったお寿司からトンカツまで、気軽に味わえます。



湖畔にたつ『善き羊飼いの教会』は、開拓者によって1935年に建てられました。この小さな教会の中から見る湖は絶景です。




レイク・プカキ
マウント・クックを望むレイク・プカキ…。
レイク・テカポとはまた少し違ったブルーの色合いを見せる美しい湖です。
水の惑星と言われる地球ですが、現在地球にある水の90パーセント以上は海水です。
淡水の多くも氷河など凍結した状態です。
私たちは、極わずかな淡水を生活のために利用しているのです。
DOC・環境保護省
ニュージーランドは環境保護の先進国です。
国立公園や特別保護区は、DEPARTMENT OF CONSERVATION=DOC=環境保護省によって管理されています。
DOCは現在、ニュージーランド国土のおよそ3分の1にあたる82,000平方キロを保全地域として管理しています。
DOCの役割のひとつに生態系の管理があげられます。
主な内容は、140の鳥の保護計画と146の植物保護計画などです。
現在、ニュージーランド原生植物のうち約20パーセントが絶滅の危機に瀕しています。
また、世界で絶滅の危機に瀕している鳥としてリストに挙げられている300種類の鳥のうち11パーセントがニュージーランドに生息しています。
これは、ニュージーランドの面積が世界の全面積の0.2パーセントという割合からしてはるかに多いといえます。
国をあげて環境保護に積極的に取り組むことの背景には、ニュージーランドの特異な生態系があるわけです。


クイーンズ・タウン
レイク・ヘイ
かつてゴールド・ラッシュに沸いた頃、金鉱掘りたちが「ここは女王が住むにふさわしい」と語ったことが町の名前の由来になっているクイーンズ・タウン…。
ニュージーランド南島最大の国際観光都市として賑わう街です。
アロー・タウン
クイーンズ・タウンの北東およそ20キロにあるアロー・タウン…。
やはりゴールド・ラッシュに沸いた街…。
この街は今でも19世紀のまま保存されています。



バンジージャンプ発祥の地
クイーンズ・タウンはバンジージャンプ発祥の地としても有名です。


レイク・ヘイ
再びクライストチャーチへ向かう帰路見つけたレイク・ヘイの美しい夕景…。
カメラを向ければそこかしこに美しい風景…。
豊かな自然もさることながら、ニュージーランドの人々の自然を守ろうとする意識の高さには感服します。
自然は、やはり人が守らなければならないものです。
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